ナナメなコラムVol.7 アラサー夫婦のリアルな家の話
こんにちは。KOMOREBI Houseの赤坂です。
時たま、事業推進やマーケティング視点で、コラムを執筆しています。
ナナメな視点で「住まい」や「暮らし」、そしてそれをつくる私たちの仕事についてをご案内できればと思っています。
今回のタイトルは「アラサー夫婦のリアルな家の話」
僕の家庭の「住まい」についてのお話です。
工務店勤めならではの視点や、リアルなアラサーの視点が、これから家づくりなど住まいを考える方の参考になれば幸いです。
▼ 目次
駅近の2LDK賃貸住宅
前々回、「家づくりにおける立地環境とコミュニティ」というタイトルでコラムを書きました。
当の僕はKOMOREBI Houseの本社がある東京都立川市に住んでいます。
都心から見ればいわゆる郊外ですが、比較的立川駅に近いところに住んでいるので、交通の便や買い物などの社会環境の悪さに困ることは少ないです。
今は妻と2人で2LDKの賃貸住宅、家の広さは十分にあるので、もし子供ができてもしばらくは住めるな〜と思ってます。
しかしながら、
- 繁華街の近くなので、夜うるさいことがある
- 駅近ということもあり、家賃が高い
- 築40年なので断熱効果が弱く、夏は暑く、冬は寒い
というデメリットもいくつかあります。
しばらくは住み続けたいものの、ずっと住み続けるのはちょっと難しいかも、なんて考えています。
立川というエリアはやや特殊かもしれませんが、家賃相場や商業中心地や職場へのアクセスでみると「子育てをするには少しコストパフォーマンスが悪い」という感じで受け取ってもらえればと思います。
自分たちの家を持ちたい
そこで考えるのは、「自分たちの家を持つ方がコスパがいいのでは」ということです。
相談会にいらっしゃるお客様の多くも、今の住居にはそこそこ満足しているが、「子育てをするには少しコストパフォーマンスが悪い」と思い、「自分たちの家を持つ方がコスパがいいのでは」というお悩みを抱えています。
KOMOREBI Houseでは、新築の戸建住宅をメインに取り扱っているため、自分の家を持つ=新築戸建て住宅の建築、となりますが、例えば僕は長男なので、実家を両親から譲り受ける可能性もありますし、新築のマンションを購入する可能性、中古のマンションを購入してリノベする可能性、など、あらゆる自分の家の持ち方があります。
妻はいわゆる一軒家で育ってきたので戸建住宅に住みたいと思っていますし、一方で僕は親族の家も含めてマンションの生活しか知らないので、マンションに住みたいと思っています。
また、妻は埼玉出身で埼玉に住みたいと思っていますが、僕は東京出身で東京に住みたいと思っていたり。
意見の食い違いにより喧嘩になることはありませんが、育ってきた環境によっても自分の家を戸建てにするかマンションにするか、さらにどこに住むかといった希望が異なってきますよね。
僕がまさにアラサーという年代で、周囲の友人も同じように結婚して子供が生まれてという中で、同様に「自分の家を持ちたい」問題に悩んでいる人が多いです。
相手と意見の相違があったり、実家から要望があったり、金銭的に理想を断念せざるをえなかったり。
当たり前ですが、家を買うということは一生のうちでもとても大きな買い物なので慎重になりますし、その後の生活にも大きく影響を与えることにもなります。
20代の頃のように、仕事と趣味に没頭していればいいだけではないんだなあと痛感することが多いです。笑
ライフスタイルの変化に応じた決断が必要
さて、タイトルにある通り、今回は「アラサー夫婦のリアルな家の話」というテーマなので、あくまで僕のリアルに直面する「自分の家を持ちたい」問題を書いてきました。
最近、よく思うようになってきたことは、確かに家を買うのは大きなイベントではあるものの、家を買ったら終わりではないと言うこと。
誰しも必ずライフスタイルの変化が起こりえますし、そのほとんどが予測不可能なので、例えば今買った家に住み続けなくてはいけない必要はないということです。
家は生活の基盤であることは間違いないですが、見方を変えれば資産になるので、家を売ってライフスタイルの変化に合わせた家を新たに購入することもできますし、あるいは一時的に賃貸で生活をして所有している家を不動産オーナーとして貸すこともできます。
こんな仕事をしながらいうことでもないかもしれませんが、必ずしも家を買う必要もないと思いますし、資金面、生活利便、家族の理想や希望を総合的に考慮して、現時点で最もいい妥結点から「家」について考えてみるのはいかがでしょうか?
KOMOREBI Houseでは、このように「私たち家族にとって最もいい妥結点ってなんなの?」といったご相談も承っています。
スタッフが丁寧にヒアリングして、アドバイスさせていただきます。
もちろん費用はかからず無料でご相談可能ですので、KOMOREBI Houseの相談会へお気軽にいらしてみてください!