ナナメなコラムVol.3 工務店としての優位性 – KOMOREBI Houseの注文住宅
COLUMN

ナナメなコラムVol.3 工務店としての優位性

こんにちは。KOMOREBI Houseの赤坂です。 
新築住宅のKOMOREBI Houseやリノベ事業のコモレビリノベの事業推進を普段の業務で行っていて、お客様のご案内も担当したりしています。
時たま、事業推進やマーケティング視点で、コラムを執筆しています。 
どこかで自己紹介記事は書こうと思いますが、他業界から飛び込んできたからこそ、ナナメな視点で「住まい」や「暮らし」、そしてそれをつくる私たちの仕事についてをご案内できればと思っています。 

今回は、「工務店としての優位性」ということについて考えてみたいと思います。

ハウスメーカーか工務店か

よくあるテーマだと思います。
以前、後輩にハウスメーカーと工務店の簡単な違いを記事にしてもらったこともあります。

工務店とハウスメーカーの違いって?
このコラムでは定説的なことを語っていっても面白くないので、改めてナナメな視点で眺めてみたいと思います。
まず、言うまでもなくKOMOREBI Houseは工務店に分類されます。
施工エリアが一都三県(厳密には本社立川市から車で1.5時間程度の距離とお伝えしてます)と広範なことと、住宅建築に限らず施設の建築や店舗デザインをやっている点などは、他社さんと少々異なる点かな、と思ってます。
ハウスメーカーさんの方が資金力もありますし、広告などもしっかりうっているので、一般的な認知度はハウスメーカー>工務店といったところでしょう。
なので、多くのお客様は一度ハウスメーカーさんの住宅展示場などをまわってから我々工務店にたどりついていただくことが多いなという印象です。
(最近はインターネットでもいろいろ調べられるので、お客様自身もあまりハウスメーカーと工務店の境目はさほど気にされてないようにも感じますが)
ビジネスモデル的な視点と組織体系的な視点から、このハウスメーカーと工務店の大きな違いは、「リソースの違い」だと思ってます。
「リソース」とはここでは、「ヒト(従業員数)・モノ(流通網)・カネ(資金力)」と定義しておきます。
ハウスメーカーさんは前述した圧倒的な資金力と、盤石な流通ネットワークがあるので、オリジナルの商品開発に資金を投下し、比較的安価な原価コントロールが可能です。
店舗数も多く全国展開もしており実績も豊富なので、品質が高く安心安全な商品を絶対的な価格で販売できているわけです。
一方で多くの工務店は、そこまで従業員数は多くないですし、TVCMのような広告や商品開発に投下できる莫大な資金力はありませんし、流通網もハウスメーカーさんには流石にかないません。
これだけ見ると、やっぱり「リソース(ヒト・モノ・カネ)」が潤沢にあるのはマジで羨ましいなって思ったりします。
ただ、それでも私たちのような工務店を好んで選んできてくださるお客さまがいます。
いろいろお話を聞いていると、多くのお客さまは「注文住宅」を「自由度高く」建築したい、と考えて、お問い合わせをくれています。

なんで家を建てたいのか

今回のタイトルは「工務店の優位性」なので、ここからは本題っぽいことを書いていこうと思います。
さて、このナナメなコラムのVol.1「新築かリノベか」では、「僕は、必ず家づくりをこれから始めるお客様へ「なんで家を建てたいんですか?」と聞いています。」と書きました。
先ほどの、それでも工務店を選んでくれたお客さまに同じ質問をすると、ほぼ100%、先と同じように「新築注文住宅をこだわり持って建築したい」と答えられます。
前の記事でも似たようなことを書きましたが、家って「住」という機能的な要件さえ満たしていればそれで充足するんですが、私たちが追求していきたいことは、その先の暮らしを豊かにするための家づくりなんです。
「新築注文住宅をこだわり持って建築したい」お客さまは、言い方は悪いかもしれませんが、家づくりに対してめちゃ夢見てるんです。
だから、リソースに頼らず、機動力と自由度高く注文住宅の建築ができる工務店の門を叩いて来てくれるんだろうなと思ってます。
そしてそれは、少ないリソースの中でも、理想のマイホームの実現のためにお客さまと向き合って、システム化されない住宅建築を実現してきた工務店にこそ優位性があることだと思ってます。

KOMOREBI Houseらしさ

しかしながら、工務店といっても星の数ほどの競合他社があります。
その中で、お客さまに選んでもらうために、独自性だったり、他社に負けないポイントを上手に伝えていかないといけません。
これは、いまご覧いただいているウェブサイトやSNS、そのほかの広報などにも携わりながら、常に業務のなかで考えていることですが、今もその難しさを感じています。
ちょうど先日、ウェブサイトのリニューアルのステージング環境(テスト環境)の制作を終えて、改めてお客さまへお伝えしたいKOMOREBI Houseらしさを整理していました。
つまり、工務店の優位性の先にある、当社の優位性といったところです。
KOMOREBI Houseで、こだわりある新築注文住宅を建築できることは当たり前なんですが、その上にある私たちらしさはこのように整理しています。

「好き、と暮らす」
「デザイン性の高さと性能の高さの追求」
「ラフなコミュニケーションスタイル」

「好き、と暮らす」

これは、KOMOREBI Houseのメインコンセプトなので、一度ウェブサイトに訪れていただいた方は目にしたことがあるでしょう。
「なんで家を建てたいんですか?」の問いもそうなんですが、「せっかく家を建てるなら、好きなものに囲まれて暮らしていく方がよりいいよね」という、結構簡易でハッピーな思考からメインコンセプトが決まりました。
ただ、暮らしや生活を豊かにしたい理由って、こんな感じで難しいことではないんですよね。
実は、もともと「「好き」と、暮らす」だったのを「好き、と暮らす」へ超マイナーチェンジをしました。
より自然に、生活のなかに「好きと暮らす」というテーマを落とし込みたかったので、「」を取って、読点の位置を変えました。
「デザイン性の高さと性能の高さの追求」
KOMOREBIブランド全体を通して、このデザイン性の高さ、とりわけ素材を生かした空間づくりというのは、最も大きな強みです。
やはり私たちのデザイン力を気に入って、お問い合わせをしていただけるお客さまがほとんどですし、スタッフも皆、デザイン力には大きな矜持を持っています。
以前は、ミニマムスタンダードという表現を使って、家づくりに対してデザイン性の高さはもちろん、性能についても最低基準(ミニマムスタンダード)を設定することで、安心安全を保証します、としていました。
基本的なスタンスは全く変わってないのですが、ミニマムスタンダードって言葉ではあまりイメージが掴みづらいので、わかりやすく「デザイン性も性能も高い基準で家づくりしましょう」というようにしています。
「ラフなコミュニケーションスタイル」
あえて比較しますが、他社さんと最も異なる点はここではないでしょうか。
まず僕も含めて、お客さまとコミュニケーションを取る際には、スーツは着ません(着ないことが義務付けられているわけでもないです)
営業や商談といった表現も基本は使わず、お打合せや相談会というようなざっくばらんに相互がコミュニケーションできるような場づくりを心がけています。
これは、ナナメなコラムのVol.2「「家を売る」ということ」でもちょっと触れていますが、なるべくお客さまと同じテンションやバイブスで家づくりを進めたいという思いがあったりします。
かと言って、めちゃ距離が近いとか、めちゃ連絡してくるとかそういうことではないです。笑
あくまで、KOMOREBI Houseの家に合ったコミュニケーションスタイルでやってます、ということです。
これも以前は伴走支援という表現をしていました。ミニマムスタンダードと同じ理由で、なるべく平易でわかりやすい言葉にしようということで、あえて「ラフ」という言葉を用いています。
と、例によってまた長い文章になってしまいましたが、ハウスメーカーと工務店という二項対立における工務店にスポットを当てつつ、KOMOREBI Houseらしさってなんですか?という部分をお伝えしたく、今回の記事を書きました。

あれこれ書きましたが、「新築注文住宅をこだわり持って建築したい」で少しでも共感していただけることがあれば、ぜひ一度、相談会にお越しいただき、僕と「ラフな」コミュニケーションを取ってみませんか?

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